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1985 年度 実績報告書

多ファイバ型液膜センサの開発

研究課題

研究課題/領域番号 60850035
研究機関関西大学

研究代表者

大場 謙吉  関西大学, 工, 助教授 (30029186)

キーワード液膜センサ / 光ファイバセンサ / 多ファイバヘッド / フレオン液膜流
研究概要

気液二相液膜流における局所液膜厚さと液膜表面移動速度を暖時測定することができ、しかもほとんどあらゆる種類の媒体に適用可能な光ファイバ型液膜センサシステムの開発を目的として、実験と理論の両面から研究を行ない、以下の結果を得た。
1. 多ファイバ型センサヘッドの場合の測定理論を確立した。とくに信号処理の理論(ヘッドを構成する各ファイバの光検出器出力と液膜厚さを結び付けるための理論)を計算機シミュレーションを用いることにより作り上げた。
2. 液膜センサシステムを製作した。センサヘッドとして同心円7心型、直列型の2種類を製作した。
3. 回転円板の側面に刻んだ、形状のわかった波形を試作したセンサで測定するシミュレーション実験により上記の測定理論の妥当性を検証した。
4. R11およびR113を用いたフレオン液膜流ループを製作し、試作したセンサによりフレオンの液膜厚さの測定を始めた。この測定実験は現在も続行中である。
5. 水ループで液膜流を発生させ、試作したセンサを流路に装着して液膜厚さの測定を行なった。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Proceedings of the 4th Sensor Symposium. (1985)

  • [文献書誌] Proceedings of the 5th Sensor Symposium. (1986)

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公開日: 1988-11-09   更新日: 2016-04-21  

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