1.プロスタグランジン【E_2】の合成 最終的には(式-1)で示すようなプロセスでのPG【E_2】の合成を計画しているが、本年度は、その基礎研究として(式-2)で示すような4種類のキラルな炭酸アリルエステルを合成し、Pd触媒による環化反応を検討した。その結果、総ての系において高い位置、立体選択性が得られた。 2.プロスタグランジン【D_2】の合成 (式-3)で示すようなPd触媒による不斉還元反応でPG【D_2】の合成を計画しているが、本年度はモデル反応として、エンオキジド【1!〜】や【2!〜】の還元反応を検討した。
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