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1986 年度 実績報告書

気泡および泡沫による集塵装置の試作

研究課題

研究課題/領域番号 60860028
研究機関筑波大学

研究代表者

相原 良安  筑大, 農林工学系, 教授 (30009310)

研究分担者 蓑輪 雅好  香川大学, 農学部, 助手 (90036088)
瀬能 誠之  岩手大学, 農学部, 助手 (00015679)
山口 智治  筑波大学, 農林工学系, 講師 (40015839)
佐原 伝三  筑波大学, 農林工学系, 助教授 (30015664)
船田 周  東京農工大学, 連合農学研究科, 教授 (10036270)
キーワード農産粉塵 / 気泡式集塵装置 / 試作試験
研究概要

1.米麦共乾施設の集塵装置の現況調査:岩手県下の40施設について調査した結果、77.5%に当る31施設に集塵装置が備えられていた。これらの集塵装置は、捕塵方式から分類して、乾式と湿式に大別されるが、共に数種のものが採用されていた。装置の処理風量当り設備費は約2,000〜4,0000円/【m^3】/min粉塵の捕集効率は約60〜99%と、ともにバラつきが大きく、概して捕集効率の高いものは設備費が高く、設備費の安いものは捕集効率が低い傾向にあった。現在、共乾施設で使用されている集塵装置には、性能・価格・保守などの観点からみて改良すべき点の多いことが判明した。
2.試作した気泡式集塵装置の性能試験:試作した装置は、(1)吸込口及び集塵入口より吸い込まれた含塵空気をパイプによって滞水中に噴出する(2)含塵空気は水中で気泡となり反転上昇して水面上で破裂する(3)同時に含塵空気の水中への噴出により、水面上では多量の飛沫が生じる(4)その過程で塵は水中に残り、槽内に沈澱堆積する。また、清淨化された空気は気水分離器により水が除去され排気口に放出される。本装置により、供試粉塵に、籾共乾施設に堆積している籾粉塵、JIS粉塵2種,5種,7種を用い、粉塵供給濃度約240〜5930mg/minの範囲で粉塵の捕集効率試験を行った。試験条件は、パイプ先端の水位が0,25,50mmの3水準、風量が50,75,100【m^3】/minの3水準、パイプ数(径100mm)が18,36本の2水準とした。試験結果を、3元配置法の分散分析(繰返数1)で解析した。その結果、捕集効率は、供給粉塵濃度および粉塵の種類にかかわらず、18組の試験条件下で、98.0〜99.9%と非常に高かった。また、試験条件のうち、水位は1%水準で0mmと25、50mmとの間に有意差があり、0mmで捕集効率が若干低下した。さらにパイプ数、18本と36本との間には5%水準で有意差が認められ、18本のほう(含塵空気の水中への噴出速度が大きいほう)が捕集効率の高いことが判明した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 相原良安,船田周,佐原伝三,瀬能誠之,山口智治,蓑輪雅好,宮原佳彦,善本成俊: 昭和61年度農業施設学会大会講演要旨. 59-60 (1986)

  • [文献書誌] 相原良安,船田周,佐原伝三,瀬能誠之,山口智治,蓑輪雅好,宮原佳彦,善本成俊: 農業施設. 18巻3号. (1988)

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公開日: 1988-11-09   更新日: 2016-04-21  

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