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1985 年度 実績報告書

エアージャケットを用いたMRI呼吸同期装置の開発及び臨床応用に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 60870039
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

松尾 導昌  名古屋市立大学, 医, 助教授 (90093533)

キーワードMRI / 呼吸同期 / 呼吸運動 / エアージャケット
研究概要

呼吸運動の基礎的データ収集を胸壁周囲、経鼻的温度変化、局所的胸壁、腹壁圧力を検知して記録しその評価を行った。その結果、いずれにても、呼吸運動のモニタは行えるが、単一部位のセンシングでは再現性が悪く精度の高い同期は出来ないと思われた。エアージャケットに関しては8セルのバルーンを装着したものを発注中であり、それに伴う8セルデータの2〜3チャンネルへのエンコーダー装置も検討している。基礎的センサーでの臨床MRI応用を、サーミスターセンサーによる鼻腔温度ならびにSmall air chamberによる胸壁圧力の変化を生体記録装置に入力し、さらにGyroscanの同期ソフトウェアとlinkして撮影を行った。それでは、呼吸運動に対するセンサーのラティチュードはサーミスターセンサーの方が広く、エアチャンバーでは比較的飽和が早く、実用性に関してはサーミスターの方が優れていると考えられた。しかし腹部におけるMRIでは、呼吸運動は複雑であり経鼻法のみでは、十分な同期がとりにくく、この点は今後エアージャケットによる多パラメータのデータ収集を開始予定である。尚超音波診断装置Octosonによる横隔膜Mモードの記録を試みたがリアルタイム性がきわめて悪く評価出来なかった。セクタ型のトランスデューサーによるMモード法はトランスデューサの固定が困難で今后の検訂課題となった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 月刊 映像情報 MEDICAL. 17-25. (1985)

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公開日: 1988-11-09   更新日: 2016-04-21  

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