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1985 年度 実績報告書

リモートセンシング・カラー画像による高次生体機能解析システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 60870088
研究機関東京大学

研究代表者

中島 正治  東京大学, 医, 助手 (90164194)

キーワードリモートセンシング / カラー画像 / 高次生体機能 / 画像処理 / スーパーミニコン
研究概要

本研究の目的は、リモートセンシングによる生体カラー画像を用いて、神経、代謝などの高次生体機能を解析するシステムを開発することにある。本システムは、【◯!1】生体画像を撮映し、【◯!2】画像をコンピューターに取り込み、【◯!3】これを演算処理、表示する部分から成る。
本年度は画像処理用のスーパーミニコン(Apollo Domain ND660)を導入し、この上に様々な画像データを、マルチウインド、マルチジヨブ環境で表示するシステムを中心に開発した。今回は初年度であるため、これまで当施設で保有し使用経験の多い、画像取込み及び簡易処理装置(Nexus 6400)を用いて、X線像、内視鏡像、サーモグラフィ画像などをデジタル化し、この画像データをApollo Domain上に転送することとした。表示画像は1024×1024のビットマップディスプレー上の512×480画素で、表示色は256色であるが、内視鏡などのカラー自然画像に対しては、やや階調不足の感がみられた。高次生体機能解析の為に必要な異種画像間での演算処理については、基本的には、これら各画像がデジタル化されたファイルとしてコンピューター上に存在している為、これを行い得る環境を設定し得たが、演算処理の為には原画像を様々に加工する必要があり、この為のアルゴリズムの開発、並びに画像間演算の処理ルーチンの開発を現在、行っている。
本システムの応用の一例としてのサーモグラフィー画像についてはこれまでマイクロコンピューター上で行っていた処理をApollo Domain上で行い得るようにするため、プログラムを移植中である。他の画像入力システムについては、X線画像、レーザースキャン画像などについて、コンピューターとのインターフェイスを含めて、直接、高画質で取り込む方針で検討中である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 第5回医療情報学連合大会論文集. (1985)

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公開日: 1988-11-09   更新日: 2016-04-21  

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