研究課題/領域番号 |
61030009
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
手塚 晃 埼大, 国立大学(その他), 教授 (70125889)
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研究分担者 |
橋本 道夫 (20114118)
宇都宮 深志 東海大学, 政治経済学部, 教授 (60055928)
野村 好弘 東京都立大学, 法学部, 教授 (00083311)
森島 昭夫 名古屋大学, 法学部, 教授 (80022416)
稲田 献一 大阪大学, 社会経済研究所, 教授 (70029916)
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キーワード | 環境理念 / 環境政策 / 環境規制 / 住民意識 / 環境保全 / 保全手法 |
研究概要 |
本年度は、特別研究の理念領域としての活動は最終年度であり、新しい重点領域研究へ適切に研究を発展させることが重要であることにかんがみ、そうした連絡調整に重点をおくこととした。幸い、新しい重点領域研究の中でも社会科学関係の研究が重視されて、有力なメンバーがそれに参加することができ、環境科学の中での社会科学の位置づけは、現段階としては、所期の目標をほぼ達成できたと考えられる。 次に、特別研究が終了した後、学会としての活動に転換できないかということが、全体としての大きな課題となり、特別研究全体の研究成果の発表のしかたが、従来の領域別のものでなく、新しい観点からの発表を行うこととなったため、公募研究については、それぞれ分散した形で発表された。理念領域としては、今後の進み方を考え、固い組織を固執することなく、ゆるやかな人的交流の場を形成することをもってよしとする考え方で臨んだ。 以上のような大きな方向の流れの中で、班としての集まりは、ごく少ないものとなったが、理念領域各研究班の研究会であるとか、研究の場へのメンバーの参加に重点がおかれた。研究会は、第1回は、11月12日から14日まで開催された環境科学シンポジウムの最中に、時間をとって、14日10時から12時まで開催した。そこでの議論は、主として現在の動向についての報告や検討の他、計画研究については、もう一度皆が集まって報告会を行った方がよいということとなった。 この方針を受けて、昭和62年2月21日(土)午前10時から午後5時まで、虎の門の国立教育会館5階会議室において計画研究の報告会を開催した。この報告会については、理念領域関係者全員と評価委員等にも連絡し、しめくくりの会合とした。
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