研究課題/領域番号 |
61120005
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
長尾 真 京大, 工学部, 教授 (30025960)
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研究分担者 |
辻井 潤一 京都大学, 工学部, 助教授 (20026313)
堂下 修司 京都大学, 工学部, 教授 (00025925)
田中 穂積 東京工業大学, 工学部, 教授 (80163567)
野村 雅昭 国立国語研究所, 言語計量研究部, 部長 (60000428)
吉田 將 九州工業大学, 情報工学部, 部長 (80039065)
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キーワード | 言語情報処理 / 理論言語学 / 構文解析 / 意味解析 / 文脈処理 / 辞書データー処理 / 言語理解 |
研究概要 |
特定研究の26班の研究が円滑に進むように次のような活動を行った。 1.年度始めの研究連絡会と2回の研究会。研究会は「理論言語学の現状」の展望と討論、「ディスコースをめぐって」討論会を開催した。さらに広く社会一般に呼びかけた「機械辞書の時代」というテーマの公開講演会を行った。約130名の参加者があり、活発な討論を行っった。さらに62年2月に一年間の研究成果の研究発表会を行った。これらの成果は印刷物にして配布した。 2.ニュースレターの発行。4回ニュースレターを発行し、研究者間の連絡をよくするとともに、この学際的研究分野で使われている専門用語の解説の連載をし、相互理解を深める努力をした。 3.言語データ、プログラムの所在調査。研究者間の相互利用を目的として、言語データ、プログラムの所在調査を行い、ニュースレターに解説付きで掲載した。 4.各研究班の研究成果の1部として存在する言語資料を、他の研究班でも利用できるように、総括班で印刷し配布しした。4種類あり、その1つはマイクロフィッシュ、他の1つは計算機処理可能なフロピーディスクに収められ、他の2つは印刷物である。 5.総括班会、作業班会を数回づつ開催し、研究の連絡調整、進め方等につき検討した。 特定研究全体として見た場合、研究を開始した初年度としては非常に順調に進み、いくつかの研究班では、既に良い成果が得られている。他の研究班でも研究の基本的部分が明確となり、第2年度への期待をいだかせている。研究代表者、研究分担者のほかに、数十名の研究協力者を組織化し、連絡をとっている。
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