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1990 年度 研究成果報告書概要

気液二相流の流動現象の体系化に関する総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 61302041
研究種目

総合研究(A)

配分区分補助金
研究分野 流体工学
研究機関神戸大学

研究代表者

赤川 浩爾  神戸大学, 工学部, 教授 (30031032)

研究分担者 松井 剛一  筑波大学, 構造工学系, 教授 (80029496)
深野 徹  九州大学, 工学部, 教授 (60037968)
土方 邦夫  東京工業大学, 教授 (60016582)
芹沢 昭示  京都大学, 工学部, 助教授 (10027146)
坂口 忠司  神戸大学, 工学部, 教授 (50031076)
研究期間 (年度) 1986 – 1987
キーワード気液二相流 / 流動様式 / 圧力損失 / ボイド率 / 不安定 / 圧力波 / 液体金属 / 臨界流 / 09Critical Flow Rate
研究概要

本研究は広い分野にわたって提示されている種々の相関式、相関図、実験値を統一的に評価して、現時点における気液二相流動現象の工学技術を体系化した資料集を作成することを目的としている。このために情報収集、分類評価と総合を行い、本報告書としてまとめた。さらの本研究内容の詳細を工学技術資料集として出版した。
(1) 情報収集 国内外で多くの分野の学術論文集、国際会議、研究所レポ-トに発表されている論文を広く収集した。
(2) 分類及び評価・総合 これらの論文は気液二相流動に関連して広い分野にわたっているので、13の大項目に分類した。すなわち、流動様式、基礎方程式、圧力損失・ボイド率、臨界流、圧力波・衝撃、流動の安定性、気泡流、スラグ流・フロス流・団塊波、環状流環状噴霧流、層状流・波状流、低温二相流、液体金属二相流、多成分二相流である。各大項目ごとに収集された論文とレポ-トに提出されている相関式、相関図、実験デ-タを評価した。そして統一的観点から全項目を通じて系統だてて内容を整理し直し、共通で重要な概念を明らかにすると共にこれに基づいて現象を解説した。また、最近の研究動向から明かに有用と判断できる相関式、相関
図、解析モデルについては技術者が使用できるように記述し、最近の研究の進展状況が分かるようにした。
(3)出版 本研究で参考にした相関式、相関図、モデルの中で有用と判断されたものに限っても膨大であり、本報告書で十分に記述できなかったが、これらの情報は技術者、大学院生、研究者にとって有用と考えられる。そこで本研究のより詳細な内容を「気液二相流技術ハンドブック」としてコロナ社より1989年に出版した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 赤川 浩爾 ほか: "気液二相流技術ハンドブック" コロナ社, 449 (1989)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [文献書誌] Koji AKAGAWA et al.: ""Handbook of Gas-Liquid Two-Phase Flow Technology"" Corona publishing Co., Ltd.449 (1989)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より

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公開日: 1993-08-12  

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