研究分担者 |
辻井 重男 東京工業大学, 工学部, 教授 (50020350)
白井 克彦 早稲田大学, 理工学部, 教授 (10063702)
石井 六哉 横浜国立大学, 工学部, 助教授 (20092637)
小畑 秀文 東京農工大学, 工学部, 教授 (80013720)
原島 博 東京大学, 工学部, 助教授 (60011201)
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研究概要 |
本研究は, ディジタル信号処理に関する幅広い分野の研究者・技術者が協力して, 各種技術・手法の相互の関連を明らかにするとともに, それらの有機的統合を図ることによって, ディジタル信号処理研究の飛躍的発展に資することを目的としている. 主な成果は以下のようである. 1.ディジタル信号処理研究専門委員会を開催し, 今後のディジタル信号処理研究について討議するとともに, 本研究遂行の立案をした. 2.ディジタル信号処理研究会を開催し, ディジタル信号処理に関する各分野の研究者・技術者間で共同討議・意見交換を行って分野間の有機的統合を推進した. 3.ディジタル信号処理ワークショップを開催し, ディジタル信号処理研究の現状を把握した上で, 将来の研究の進め方について討議し, 裏面の研究発表〔図書〕の欄に示したような資料を作成した. 4.ディジタル信号処理に関する研究発表の場としてディジタル信号処理シンポジウムを1986年と1987年に開催し, 裏面の研究発表〔図書〕の欄に示したような講演論文集を出版した. ディジタル信号処理関連の研究者・技術者の共同討議・意見交換の場として有意義なシンポジウムであった. 5.上記1〜4の会合は電子情報通信学会に時限の委員会として設立された「ディジタル信号処理研究専門委員会」により主催されたが, 以上の成果が認められ, 本年4月から常置の委員会として発足することが決定している. 6.ディジタル信号処理関連の各分野毎に, 研究機関・研究者, それらの研究業績, 及び現在の主要研究プロジェクトに関する学術データをまとめ, ディジタル信号処理研究共通のデータベースとし, 研究環境整備に役立てた. 7.上記2〜4に関連して作成した資料を関係各方面に配布した. 以上本研究の当初の目標を達成した.
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