| 研究分担者 |
小林 克巳 福井大学, 工学部, 助教授 (40150297)
林 静雄 東京工業大学, 工業材料研究所, 助教授 (90092569)
野口 博 千葉大学, 工学部, 助教授 (20107535)
東崎 育弘 東京理科大学, 工学部, 助教授 (30138979)
青山 博之 東京大学, 工学部, 教授 (80010669)
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| 研究概要 |
61年度の基礎実験および解折結果を検討し,さらに地震時の正負繰返し荷重や配筋ディテールのように実際の設計に重要な問題点の解決に必要な基礎実験計画を作成した. 基本的な問題についての研究テーマは,次に示すように,当初のものとほぼ対応しており,それぞれのテーマについて,実験および解析を行い,結果をまとめながら検討を進めている.
1.コンクリートの構成法則[野口]:(1)引張・圧縮の繰り返し載荷時の特性(渡辺),(2)正負繰り返し載荷時の補強筋の拘束効果(滝口)
2.付着[森田]:(1)繰り返し載荷時の部材の付着機構(材),(2)鉄筋〓伏後の付着性状と解析モデルの検証(小林,野口)
3.ひび割れコンクリート[青山]:(1)正負繰り返し載荷時のひび割れコンクリートの圧縮特性の劣化の評価(野口,白井),(2)ひび割れ開閉の評価と解析モデルの検証(松崎,野口),(3)破壊力学の適用性と解析モデルの検証(藤井)
4.ひび割れ面での骨材のかみ合い[狩野]:(1)正負繰り返し載荷時のせん断伝達機構の評価と解析モデルの開発(野村,渡辺)
5.ダボ作用[狩野]:(1)付着とダボの相互作用[小林]
6.部材の解析モデルの開発(狩野,青山,野村,野口)
今後,互いに関連する実験結果の情報交換を密に行い,各部材毎に有効な解析モデルの開発を進めていく予定である.
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