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1986 年度 実績報告書

動的知識管理機能を有するデータベースワークベンチの研究開発

研究課題

研究課題/領域番号 61302081
研究機関九州大学

研究代表者

上林 弥彦  九大, 工学部, 教授 (00026311)

研究分担者 最所 圭三  九州大学, 工学部, 助手 (50170486)
吉川 正俊  京都産業大学, 計算機科学研究所, 講師 (30182736)
今井 浩  九州大学, 工学部, 助教授 (80183010)
田中 克己  神戸大学, 工学部, 助教授 (00127375)
岩間 一雄  京都産業大学, 計算機科学研究所, 助教授 (50131272)
キーワードデータベースワークベンチ / 学術情報 / 利用者インタフエース / 履歴管理 / データ圧縮
研究概要

現在データベースの応用分野が広がりつつあり、それらの分野に適した機能を追加してより機能の高いデータベース管理システムを開発するための研究が盛んになりつつある。本研究では、高機能化したマイクロコンピュータをデータベースワークベンチとして使用することにより、学術情報の知的処理に役立つシステムの研究開発を行っている。本年度の具体的な成果は次のとおりである。
1.分担者の研究分や別に学術情報処理機能を整理した。データベース(上林,吉川,小西,小島)、アルゴリズム(今井)、論理回路(岩間)、知能情報処理(田中,高木)、並行処理(最所)。
2.上記により、知能データベースワークベンチに必要な機能を整理し、その実現方法を検討した。具体的には3と4で示す2つのモデルを提案した。
3.均一性の高い設計データモデルを提案した。このモデルは、データの階層性、データの履歴、利用者の共同作業等を扱える自由度の高いものである。
4.オブジェクト指向モデルに基づくモデルの提案。
5.高水準利用者インタフェースを設計した。利用者のレベルはさまざまであるので、効率の良い自然言語型インタフェースを設計した。
6.データベースワークベンチの基本機能の実現。ワークベンチ用のデータベースとしては、dBASE【III】を用い、これを利用してワークベンチの基本機能の実現を行った。
7.特に、履歴管理については、それに適したエディタを開発した。このエディタは、データの論理的な対応を求め、それによるデータ圧縮を実験したり、一括訂正の機能を実現している。
本年度は、研究討論会を2回九州大学で行い、研究発展状況の発表および討論を行った。

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] Y.Kambayashi: Proc.IFIP Congress. 10. (1986)

  • [文献書誌] Y.Kambayashi: Pre VLDB Symposium Invited paper. (1986)

  • [文献書誌] 田中克己,吉川正俊: ソフトウエア科学会ソフトウエア研究会(関西地区). 25-32 (1987)

  • [文献書誌] 徐海燕,上林彌彦: 情報処理学会データベースシステム研究会. 87-DB-58-5. (1987)

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公開日: 1988-11-10   更新日: 2016-04-21  

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