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1986 年度 実績報告書

科学技術教育の総合体系化に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 61302087
研究機関芦屋大学

研究代表者

朝井 英清  芦屋大, 教育学部, 教授 (10030529)

研究分担者 永岡 慶三  神戸大学, 教育学部, 助教授 (90127382)
鈴木 寿雄  横浜国立大学, 教育学部, 教授 (90114165)
佐伯 敬一  武庫川女子大学, 文学部, 教授 (80030534)
恩藤 知典  神戸大学, 教育学部, 教授 (40033568)
池本 洋一  東京家政大学, 教育学部, 教授 (30014624)
キーワード科学教育 / 技術教育 / 科学技術教育 / 総合体系 / 理科 / 数学 / 技術・家庭 / 学習課程
研究概要

現行の初等・中等教育における理科、数学(算数)及び技術・家庭の教育課程について、その体系と教材構成をキーワードを用いて抽出・分析し、科学教育における物象・数理学習の教材構成因子と、実践・体験学習における教材・題材との脈絡を求め、さらにこれらと、基本的かつ近代的家庭・社会生活ならびに産業等にかかわる諸具象との関連を追跡して、これらの間に科学的教育と技術的教育とを連係・融合する体系を求めて、次の5つの分野系列に集約し、それぞれその基本概念から具体的な応用(加工・変換・利用)の技術に発展する学習体系を探究しつつある。
(1)材料(物質):資源・機器・道具・媒体等の物質・材料に関する科学的認識と、その加工、応用の機構の実践的理解(2)エネルギー:エネルギーの概念と、その発生・保存・変換・利用にわたる機構の理解(効率等の要素も含む)(3)情報:情報の概念と、その発生・変換・伝達・保存(記憶)の機構とその応用の理解(計測・制御等の要素も含む)(4)生命(生物):生体の機構と、生理・栽培・養殖・衛生・心理・環境等にかかわる理解(5)システム的思考:上記それぞれの分野系内および相互の関連における組織・構造・機構等についての科学技術的思考・感覚の醸成上記の構想に基づいて、裏面記載通り研究代表者(朝井)らによって日本科学教育学会の第10回年会に際して、シンポジウム「科学教育と技術教育との融合化の探究」を主宰し、また同学会の第1回研究会の発足に際して催された記念シンポジウム「科学教育と総合化」において、朝井は「科学技術教育の総合体系化をめざして」と題する提言を発表した。

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 朝井英清: 日本科学教育学会 年会論文集. 10. 545-546 (1986)

  • [文献書誌] 朝井英清: 日本科学教育学会研究会研究報告. 86. 33-36 (1986)

  • [文献書誌] 恩藤知典: 日本科学教育学会 年会論文集. 10. 539-540 (1986)

  • [文献書誌] 佐伯敬一: 日本科学教育学会 年会論文集. 10. 541-542 (1986)

  • [文献書誌] 桝見和孝: 日本科学教育学会 年会論文集. 10. 537-538 (1986)

  • [文献書誌] 小寺悦子: 日本科学教育学会 年会論文集. 10. 535-536 (1986)

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公開日: 1988-11-10   更新日: 2016-04-21  

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