研究概要 |
1)感染症原因菌の収集、本研究は感染症原因菌の収集が出発点となるが、昭和61年12月より、北は北海道大学病院から南は長崎大学病院に至る19の医療施設において、病原菌の収集を開始した。収集する菌はS.aureus,S.epidermidis,E.coli,K.pheuwoniae,K.oxytoa,E.cloacae,S.marcescens,C.freundii,M.marganii,P.aeruginosa,A.calcoaceticus,Corynebacterium,B.catarrhalis,S.pyogenes,S.pueumoniae,N.gonoirheae,H.influenzae,B.fragilis groupの18菌種である、収集期間は冬季,春季,夏季,秋季の年4回とし、3年間継続するが、各収集期間にそれぞれの施設で1菌種につき10株づつ、計180株づつを東大医科研に送付し、細菌学的性状の検索とMICの一括測定に着手した。 2)19施設において、各収集期間の検体別細菌分離状況を調査用紙に記入しこれを年4回行うこととして、第1回目の集計作業に着手した。
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