研究課題/領域番号 |
61304070
|
研究機関 | 国立遺伝学研究所 |
研究代表者 |
松永 英 遺伝研, その他, その他 (10000225)
|
研究分担者 |
木下 俊郎 北海道大学, 農学部, 教授 (10001421)
斎尾 乾二郎 東京大学, 農学部, 教授 (80011831)
渡辺 隆夫 国立遺伝学研究所, 集団遺伝研究系, 助教授 (20000242)
森脇 和郎 国立遺伝学研究所, 細胞遺伝研究系, 教授 (50000229)
井山 審也 国立遺伝学研究所, 遺伝実験生物保存研究センター, 助教授 (00000232)
|
キーワード | 実験系統情報 / 遺伝資源情報 / データベース |
研究概要 |
本研究の目的は、文部省所轄下の国・公・私立大学および研究所などに保存されている各種の実験生物系統についての情報を収集・整理して、それらをデータベース化するとともに、利用のプログラムを開発することである。昭和59年以来行っている、全国の大学・研究所に維持されている、動物,植物,微生物および培養細胞の実験系統についての調査に基づいて、それぞれの生物の種類別のデータベスを作成しつつある。これまですでに実験系統保存の概括的展望を与える資料として、「国・公・私立大学等における実験生物系統」を、我が国のショウジョウバエ実験系統の所在情報をDROSO-PHILA STOCK LIST IN JAPAN(1985年)およびその改訂版(1986年)に、微生物系統の取まとめのモデルケースとして「国立遺伝学研究所における大腸菌遺伝系統」1986年を取りまとめて印刷配布した。本年度重点的に行ったものは、実験動物の情報化でこのうちマウス系統については印刷の段階にある。また大腸菌遺伝系統とコムギ遺伝実験系統について検索のためのソフトを試作した。イネについては、遺伝子記号の統一と連鎖群の確定を継続して行い、これらの作業の今までに得られた成果を、イネの遺伝・育種に関する研究情報とともに、RICE GENETICS NEWSLETTER VOL.3(1986)として刊行した。また、研究班の全体会議を開いて今後の調査データの情報化について検討を行った。
|