研究分担者 |
横山 節雄 東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (20090532)
篠原 文陽児 東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (00113035)
岡本 敏雄 東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (60125094)
堀口 秀嗣 東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (70103702)
西之園 晴夫 京都教育大学, 教育学部, 教授 (90027673)
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研究概要 |
1 本研究は、OECD・CERIが1982年から発足させた「教育と新情報技術」に基き、変化する社会的・経済的・技術的状況に対応した教育発展計画に関して、日本国内において調査研究・研究開発を遂行し、OECD加盟国の共通の課題を共同研究する。 2 日本において新情報技術について現状と開発計画等を基本調査し、つぎにかかげる3つのテーマのもとで研究を遂行した。 テーマ1,新しい情報技術が教授・学習を改善していく政策とストラテジーの評価;とくにマイクロコンピュータの教育利用に関して、導入のガイドライン,ハードウェア・ソフトウェア・コースウェア,教員研究への投資とこれらの政策と潜在的能力と諸問題についてまとめた。 テーマ2,新しい情報技術が教授・学習;教育への利用を促進しているパイロット的実験の評価;パイロット的実験のアセスメントに関連して各国のケーススタディと対比して、特別な教育段階における新しい情報技術の教育利用の形態とリンクさせた評価。 テーマ3,新しい情報技術の高度教育利用に関する研究;人間の社会的生活に必要な4つの基礎的スキル(1)reading(2)writing(3)科学的・技術的概念(4)数学的概念 の教育改善における新しい情報技術の研究開発のアセスメント およびこれらに関連して進行しつつある人工知能型CAIを目指したプロトタイプ,さらに認知過程の解明におけるコンピューターの役割等にふまえて、現状をまとめた。 これらの3つのテーマを背景としながら、日本における現状と課題を英文カントリーレポート"Utilization of New Information Technologies in Japanese Education Today"をまとめた。
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