研究課題/領域番号 |
61306023
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
松本 伍良 北海道大学, 応用電気研究所, 教授 (20001670)
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研究分担者 |
清水 孝一 北海道大学, 応用電気研究所, 助手 (30125322)
西坂 剛 東京農工大学, 保健管理センター, 教授 (40101084)
内山 明彦 早稲田大学, 理工学部, 教授 (50063615)
金井 寛 上智大学, 理工学部, 教授 (20053548)
斉藤 正男 東京大学, 医学部, 教授 (60010708)
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キーワード | 光技術 / 医療応用 / オプトエレクトロニクス / レーザ / 光ファイバ / 医用エレクトロニクス / 医療機器 / 生体計測 |
研究概要 |
いずれも広範な範囲に分化発展している光技術と医療技術に関わる問題を総合的に体系づけようとするには、各分野各領域の専門家、研究者の間で相互に密接な連絡を保ち、統一された目的意識のもとで情報や意見の交換を行う必要がある。本研究は、このような要請に答える端緒を開くべく、各研究分野間の連絡、各々の立場からの情報や意見の交換を密にすることにより総合研究体制をスタートさせること、また本テーマの問題点の抽出、今後の研究目標の明確化等を通して研究の組織化を図り、光学技術の医療応用をシステマティックに推進することを目的として行われた。 まず幹事会において研究の具体的内容が検討され、分担研究者の協力により光技術の医療応用に関する文献調査を行うこと、それらの分類、整理を行うことなどが決定された。100件余りの文献を収集し、整理の結果、70件余りの文献がその内容に従って分類された。また、分類の結果、調査分野にかたよりが見られたことから、オンライン情報検索システムを利用し、別角度からの文献調査を行った。その結果、過去5年間、計360件余りの文献のアブストラクトが得られた。 学会活動としては、電子通信学会秋季大会に「光技術の医療応用」というシンボジウムを提案し採用、実行され、更に、電気学会からは、調査専門委員会発足の提案があり、松本代表を初代委員長とする「生体を対象とした光応用技術調査専門委員会」が発足することとなった。 年度末に幹事会、全体会議を開催し、研究成果をまとめるとともに、報告書の作成計画を立てた。その結果、今後は総合研究(A)を経て、重点領域研究へと発展させることを参加者全員の一致した意見として確認した。
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