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1986 年度 実績報告書

心筋細胞障害の成因と防御に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 61308037
研究機関大阪大学

研究代表者

多田、道彦 ミチヒコ  大阪大学, 医学部, 教授 (90093434)

研究分担者 外山 淳治  名古屋大学, 環境医学研究所, 教授 (20023658)
戸嶋 裕徳  久留米大学, 医学部, 教授 (00080664)
杉本 恒明  東京大学, 医学部, 教授 (60019883)
河合 忠一  京都大学, 医学部, 教授 (70025659)
中村 元臣  九州大学, 医学部, 教授 (60037322)
キーワード心筋細胞障害 / 心筋興奮収縮連関 / 心筋細胞機能 / 心筋虚血 / 心作動物質
研究概要

現代医学の重要課題である「心筋細胞障害の成因と防御」の問題を、62年度より重点領域研究として発展させるべく調査・討議を行った。その結果(1)心筋細胞の興奮・収縮機構,(2)心筋細胞機能の調節・適応と破綻,(3)心筋細胞の損傷・修復過程とその修飾因子、(4)虚血による心筋細胞障害とその防御機構,(5)心筋細胞障害と心作動物質,の5重点研究項目を掲げそれぞれの研究分担並びに担当者を設定することにより研究体制を組織した。本研究課題においては、細胞工学や遺伝子工学などの領域で蓄積されつつある知識と技術を心筋細胞障害の研究にいかに有効に導入するかが問題解決の成否を握ると考えられる。よって病態研究者並びに基礎科学研究者からなるワークショップ小班を総括班内に設置し、各研究項目の有機的整合を企るとともに、新たな研究シーズ発掘に向けて調査・立案することとした。その準備段階として、国内外の基礎生物科学研究者を招請し、公開シンポジウム「心筋細胞機能の制御機構ー分子生物学的アプローテー」(62年1月30日:大阪)を開催して、(1)心筋興奮におけるイオン動態,(2)細胞膜受容体を介する情報伝達,(3)心筋Ca輸送調節の分子機構,(4)心筋収縮蛋白質変換における遺伝子調節,などの研究課題の推進策について討議した。尚、本シンポジウムには約200名の心臓研究者の参加を得、本分野の今後の研究展開に大きなインパクトを与えた。

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公開日: 1988-11-09   更新日: 2016-04-21  

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