研究課題/領域番号 |
61400007
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研究機関 | 国立民族学博物館 |
研究代表者 |
杉田 繁治 国立民族学博物館, 第五研究部, 教授 (40026042)
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研究分担者 |
八村 廣三郎 京都大学情報処理教育センター, 助教授 (70124229)
森田 恒之 国立民族学博物館, 第五研究部, 助教授 (10133612)
栗田 靖之 国立民族学博物館, 第二研究部, 助教授 (50111084)
松澤 員子 国立民族学博物館, 第二研究部, 助教授 (80099952)
佐々木 高明 国立民族学博物館, 第二研究部, 教授 (10031692)
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キーワード | データベース / 分布地図作成 / シソーラス / ワークステーション / 民族学研究支援 / フレンドリーシステム / マンマシンインタフェース / マルチメディア |
研究概要 |
主な項目として次の3点を開発した。 (1)民族学研究支援プログラム・ライブラリの開発 統合データベースから得られた情報に対して、民族学研究において頻繁に必要とされる加工処理を施すプログラム・ライブラリを開発・整理した。とくに社会人類学や比較文明学において必要度の高い親族系図作成システムおよび分布地図作成システムを開発し、統合データベース管理システムとの結合を試みた。 親族系図作成システムについては本人の親と子のデータから系統図を描くプログラムを開発した。 分布地図作成システムについては地図画像の上に文化要素の分布を対話的に表示しプリントするソフトを開発した。また民族間の地理的な配置と文化的な関係を表示するソフトも開発した。 (2)民族学用語の概念整理 民族学シソーラスの作成については、昨年行なったOCMコードの翻訳に続きHRAFのOWCコードを日本語へ翻訳する作業を終え、英語・日本語ともコンピュータで利用できるようになっている。これをデータベース管理システムに組み込んで検索するシステムの構築を検討した。 また標本名や図書名のデータを集め異なった単語の種類とその関係を見つける作業を試みた。 (3)民族学研究支援統合検索ワークステーションの開発 ホスト計算機上に開発した統合データベース管理システムおよび民族学研究支援プログラム・ライブラリと連動し、検索された情報とその種々の加工処理結果を有機的に結合して表示する手法を設計し、高級パーソナルコンピュータシステムで実現した。
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