研究分担者 |
松井 英雄 千葉大学, 医学部, 助手 (70190395)
大崎 達也 千葉大学, 附属病院, 助手 (60185238)
河田 誠 川崎製鉄千葉病院, 部長
稲葉 憲之 千葉大学, 医学部, 講師 (70114238)
関谷 宗英 千葉大学, 医学部, 助教授 (00092065)
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研究概要 |
1.ヒト絨毛癌培養細胞株BeWoのconditioned Xジューム5lからTAFを抽出, 精製した. 2.ゲルろ過クロマトグラフィーによる分析で, 分子量30,000ー45,000, 等電点4.5ー6.5の酸性蛋白であり, ヘパリン親和性を示さなかった. 3.抽出, 精製したTAFは, 家兎角膜接種法によるバイオアッセイで, 活性を示したが, コントロール実験から活性因子/夾雑物が低く, 更に検討を要した. 4.そこで, BeWo細胞をホモジェネートし, その105,000G上清と沈澱物を上記アッセイで活性を調べた. 上清からTAFを抽出, 精製したが, 活性因子/夾雑物が低かった. 一方, 沈澱物中には強弱は異にするが, TAF活性を明らかに見出しえた. 5.現在この沈澱物からTAFを可溶化する条件を検討している.
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