研究概要 |
終夜睡眠中にみられる中途覚醒の分析をおこなった。健常な成人被験者7名に対して連続3夜にわたる睡眠実験を実施し、EEG,EOG,EMGを記録するとともに、中途覚醒を被験者に手につけられているボタンスイッチをおすことによって実験者に報告させた。 その結果、一夜当り平均2.4回の中途覚醒が観察され、睡眠段階別にみるとStage-2,REMにおいて中途覚醒がみられた。しかし、日を経るにしたがって中途覚醒がREM期に集中する傾向があった。中途覚醒を予測しえる前駆症状について更に分析を進めている。
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