研究分担者 |
相澤 正夫 国立国語研究所, 日本語教育センター, 研究員 (80167767)
野田 尚史 筑波大学, 文芸言語学系, 講師 (20144545)
佐久間 子ゆみ 筑波大学, 文芸言語学系, 講師 (30153943)
堀口 純子 筑波大学, 文芸言語学系, 講師 (00052283)
湯澤 質幸 筑波大学, 文芸言語学系, 助教授 (90007162)
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研究概要 |
1)本研究の目的は, 日本語とドイツ語の語彙項目について, 両言語に共通したメタシステムとしての意味体系に従って配列した「対象シソ・ラス」を一種のデータベースとしてコンピュータリーダブルな形で作成することにある. 2)ドイツ語については, 岩崎英二郎・早川東三ほか編集「ドイツ基本語辞典」(白水社)に採録されているドイツ語語彙項目を用い, 日本語については, 国立国語研究所報告78「日本語教育のための基本語彙調査」に採録されている語彙項目を中心に用いた. 3)これらの語彙項目を, 両言語に共通なメタシステムとしての意味体系に従って対象的に配列したものが本研究の成果である. 意味体系としては国立国語研究所資料集6「分類語彙表」で示されている意味分類コードを用いた. 4)これらすべてをコンピュータファイルとして作成し, さまざまな観点, 角度から自由に検索できる形にした. 1レコードには, a)ドイツ語語彙項目, b)その訳語形, c)それに相当する日本語語彙項目, d)両者に共通する意味コード, e)その他が情報として格納されている. レコード長は約70バイト, レコード件数は, 13420件, レコード形式は, IBMフォーマットによるCOBOLファイル. 5)コンピュータリーダブルな資料の作成が目的であるから, 印刷物としての報告書は多くの部数作らなかった.
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