研究課題/領域番号 |
61450094
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研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
島貫 陸 東京学芸大, 教育学部, 教授 (30004328)
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研究分担者 |
浦野 弘 東京学芸大学, 教育学部, 助手 (50185089)
伊藤 一郎 東京学芸大学, 教育学部, 講師 (60134764)
横山 節雄 東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (20090532)
岡山 誠司 一橋大学, 経済学部, 教授 (00016255)
河井 芳文 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (20014714)
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キーワード | 等値線図 / 天気図 / 自動作図 / コンピュータ / パソコン |
研究概要 |
本年度は中学校気象教育に焦点を定め、ラジオの気象通報のデータによる天気図の自動作図システムを開発した。このシステムは、(1)ラジオの気象通報のデータを放送を聞きながらパソコンに収集するためのソフトウエア、 (2)収集されたデータをホストコンピュータに伝送するソフトウエア、 (3)ランダム配置データを格子点データに変換するソフトウエア、 (4)等値線作図ルーチン、 の4つで構成される。 これらのうち、本研究で開発されたのは(1),(3)で、(2),(4)は本研究グループで開発されたがすでに報告ずみである。 (1)のソフトウエアはBASICで開発した。ここでは16ビットのパソコンを用いたが、8ビットパソコンでも利用できる程度の規模のプログラムである。気象通報で放送される地名と順序は固定されており、緯度、経度はデータとしてプログラムに含めてあるので、利用者は単に気圧から1000を引いた値をパソコンに打ち込んでいけばよい。この作業により、緯度、経度、気圧のデータの組がパソコンのフロッピィに書込まれる。放送が終了したら、(2)のソフトウエアを使いこのデータを教育工学センターに設置された中型コンピュータ(HITAC-M240D)に登録する。次に(3)のソフトウエアでこれらのデータを格子点データに変換し、(4)等値線作図ルーチンで天気図を作図する。これらのソフトウエアの詳細は日本教育工学会第2回大会で報告した(浦野弘ほか、「ラジオ気象通報のデータによる天気図の自動作図」、島貫陸「ランダム配置データから等値線図を作図するルーチンの開発」)。
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