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1988 年度 実績報告書

海外日本人学校を対象とした理科教材の教材化の方法論についての研究

研究課題

研究課題/領域番号 61450095
研究機関東京学芸大学

研究代表者

横山 節雄  東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (20090532)

研究分担者 新藤 茂  東京学芸大学, 教育学部, 講師 (90134767)
榊原 雄太郎  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (90014753)
岡本 敏雄  東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (60125094)
野田 一郎  東京学芸大学, 海外子女教育センター, 助教授 (50133111)
赤堀 侃司  東京工業大学, 教育工学開発センター, 助教授 (80143626)
キーワード理科教育 / 教材開発 / 日本人学校 / 海外子女教育 / カリキュラム / 国際化 / 地学教育
研究概要

本年度の研究概要は以下の通りである。
本年度はおもに、昭和61年、62年に開発したシミュレーションソフトの教育利用について検討した。
(1)海外日本人学校向けの教育利用
海外日本人学校には、まだマイコンが全ての学校に普及していないので、教科書に掲載されいる月の種類を写真集として作成し送付した。この写真集を資料としてそれぞれの地域に適合した月の教材を、日本人学校の教師自身が自作するような手引書を作成した。写真集は、世界地図を10度毎に分割してその分割した地域毎の写真集とした。
写真の種類は、次の通りである。
太陽の動き:3種類
三日月の動き:2種類
満月の動き:3種類
昼間の月の動き:2種類
半月の動き:2種類
日本での月の変化:10種類
(2)探求学習での利用
東京学芸大学の理科教育の授業において、本シミュレーションソフトを用いた天体学習を実施した。授業は講義形式ではなく、緯度によって月の動き月の見え方はどうなるかを調べよといった課題の提示である。この課題に対して学生が自由にソフトを用いて探求的に学習をする方法である。さらにこのソフトを用いた学習指導法を考えよといった課題を提示する。この方法を用いた結果、学習者が自由に探索できることから、学習意欲が高いことが観察さた。
(3)研究報告書の刊行
これまでの研究成果を、約130ページの研究報告書にまとめ、刊行した。(平成元年3月)

  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 赤堀侃司: 日本教育工学雑誌. 10(2). 23-24 (1986)

  • [文献書誌] 横山節雄 他: 日本教育工学会第2回大会論文集. 279-280 (1986)

  • [文献書誌] 横山節雄 他: 日本教育工学会第3回大会論文集. 231-232 (1987)

  • [文献書誌] 赤堀侃司 他: 第14回全日本教育工学研究協議会論文集. 13-16 (1988)

  • [文献書誌] 榊原雄太郎 他: 日本理科教育学会第26回関東支部大会研究発表者. 19-19 (11987)

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公開日: 1990-03-19   更新日: 2016-04-21  

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