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1987 年度 実績報告書

X線撮像用超高速固体カメラの開発

研究課題

研究課題/領域番号 61460006
研究機関東京大学

研究代表者

平山 淳  東京大学, 東京天文台, 教授 (20012841)

研究分担者 浜名 茂男  東京大学, 東京天文台, 講師 (80012847)
山口 朝三  東京大学, 東京天文台, 助手 (70158096)
常田 佐久  東京大学, 東京天文台, 助手 (50188603)
キーワードCCD / X線CCD / X線検出器 / X線分光 / X線望遠鏡 / X線天文学
研究概要

CCDへのX線照射実験を行うため,CCDドラクバ,駆動回路,画像バックァメモリー,アナログ系の設計・想作を行なった. また〓X線(0.2〜2KEV)をCCDに照射できる冷却真空空器を製作した.
一方,三洋電機の3相CCDを用いて1〜3keV領域での照射実験を行ない良好なX線画像の取得に成功した. (X線工学技術と応用研究会集録に発表済).
また将来の実験に最適のCCDを選ぶため,原理的な面からと具体的な面からメーカーの各品種について検討した. さらにCCDのX線撮像素子としての使用限界についても検討を加えた. これらの結果は,常用の論文,"X線撮像素子としてのCCD"にまとめられている.
これらの研究にCCDがX線撮像素子として使用可能であるとの見通しを得た. 今後,現在製作中のCCDデータ処理システムを用いて高速・高精度の画保取得システムを完成させる.

  • 研究成果

    (7件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (7件)

  • [文献書誌] 常田佐久: 光学. 16. 513-519 (1987)

  • [文献書誌] 常田佐久他: X線光学技術と応用研究会収録. 6-14 (1987)

  • [文献書誌] Saku Tsuneta: Solar Physics. (1988)

  • [文献書誌] Nishikawa.J;Hamana.S;Mizugaki.K;Hirayama.T: Publ.Astron.Soc.Japan. 38. 277-283 (1986)

  • [文献書誌] Hirayama.T;Akita.K: Proc.National solar observatory/Solar Maximum MIssion Symposium"Lower atmosphere of solar flares"(ed.F.Neidig). 298-305 (1986)

  • [文献書誌] Matuno.H;Hirayama.T: Solar Physics.

  • [文献書誌] Saku Tsuneta: ""X-ray observations of solar flares"in Activity in cool star envelops"(ed.O.Havnes)" Reidel, (1988)

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公開日: 1989-03-30   更新日: 2016-04-21  

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