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1986 年度 実績報告書

航空機からの電磁波走査記録による土地被覆精密分類法の研究

研究課題

研究課題/領域番号 61460170
研究機関岡山大学

研究代表者

森 忠次  岡山大, 工学部, 教授 (00025850)

研究分担者 谷口 健男  岡山大学, 工学部, 助教授 (30026322)
岡本 厚  京都大学, 工学部, 助手 (30026265)
明神 証  岡山大学, 工学部, 教授 (90025940)
キーワードリモートセンシング / 分類 / 写真測量 / 土地被覆 / 計測 / 地域計画
研究概要

航空機あるいは人工衛星からの走査記録のデータから土地被覆分類を行うための基本的事項として、今年度はつぎのことに重点を置いて研究を進めた。
1.基本データとしては、これまでは既に写された写真を画像分解したものを用いていたが、今回はCCDカメラを購入し、これにより直接デイジタルデータを取得することにした。そのために必要となるCCDカメラの特性の調査を行った。取得画素数は2,000×3,000であって、位置測定のための素子の安定性は良く、予備実験データによれば、位置測定誤差は、カメラの画面上において1画素程度に収まる見込みである。カメラの内部標定要素の検定値に三次元座標の測定精度,ならびに標定方法と誤差との関係については、現在データを解析中である。
2.位置の測定ならびに土地被覆の決定を画面全面において行うことは手数の観点から実行不可能であって、一部の画素についてのみ同定が行われる。画像同定の方法としては、濃度相関またはエッジ対応のいずれかの方法を用いる予定であるが、いずれの方法を用いるにしても、既知データの間の内挿を効果的に行う必要がある。そこでまずエッジ対応を推定するためならびに定まったエッジ間の間を推定するための内挿法を検討し、多段階内挿法が有効なことと平面に近い内挿面を用いるのがよいことを明らかにした。
以上に基づいて、62年度は時期の異なるデータのマッチングと土地被覆分類実行に直接関連する問題の検討を行う。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 海野展靖,森忠次,服部進: 日本写真測量学会昭和61年度学術講演会発表論文集. 103-108 (1986)

  • [文献書誌] 大山容一,森忠次,服部進: 日本写真測量学会昭和61年度学術講演会発表論文集. 109-102 (1986)

  • [文献書誌] 新銀武,森忠次,服部進: 第38回土木学会中国四国支部研究発表会講演概要集. 305-306 (1986)

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公開日: 1988-11-09   更新日: 2016-04-21  

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