研究概要 |
核酸塩基を含む脂質類似化合物として, チミンとアクリル酸エチルから得たチミンのプロピオン酸誘導体をジエタノールアミンと縮合させたN,Nージヒドロキシプロピオンアミド誘導体の2つのOH基に長鎖アルキル基をエステル結合で導入したN,Nージステアロイルオキシエチルー3ー(チミンー1ーイル)プロピオンアミドを合成した. ヌクレオシドを含むリン脂質類似化合物として, ウリジンの2′,3′OH基にパルミトイル基あるいはステアロイル基を導入したジアシル誘導体の5′ーOH基にホスホコリン基を結合させた2′,3′ジー0ーアシルウリジンー5ーホスホコリン(アシルはパルミトイルあるいはステアロイル)を合成した. ウリジンを含む脂質類似化合物は超音波処理により水に分散させると, アシル基がパルミトイル基の場合, 直径200〜300
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