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1986 年度 実績報告書

三次元視覚刺激装置を用いた高次視覚中枢の反応性と神経回路の解析

研究課題

研究課題/領域番号 61480111
研究機関京都府立医科大学

研究代表者

外山 敬介  京府医大, 医学部, 教授 (90090505)

研究分担者 片山 宣  京都府立医科大学, 助手 (30177406)
キーワード運動視 / 運動視差 / 立体視 / 視覚 / 視覚中枢
研究概要

1.高性能のミニコン(PDP11/73),グラフィクインタフェース,CRTディスプレイにより、三次元視覚刺激装置を開発した。
2.この装置を用い、長方形などの二次元図形が三次元方向に運動するときに生じる基本的な視覚的手掛かり(左右の網膜像に生じる運動視差、大きさの変化)を両眼あるいは単眼に呈示し、これに対するClare-Bishop野細胞の反応を調べた。これまでの研究で用いられた三次元運動刺激装置は視覚的手がかりを機械的な手法で再現するために、反応性や神経回路の解析に大きな制約があったが、新しい三次元作成装置を用いることにより、三次元運動の視覚的手掛かりに対するClare-Bishop野細胞の反応性の系統的な解析が可能となった。
3.この結果、Clare-Bishop野の前部(Anteromedial lateral suprasylviancortex,AMLS)と後部(Posteromedial lateral suprasylvian cortex,PMLS)の細胞の反応性に大きな差があることが明らかになった。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] K.Toyama;K.Fujii;S.Kasai;K.Maeda: Neuroscience Research. 4. 110-128 (1986)

  • [文献書誌] K.Toyama;Y.Komatsu;T.Kozasa: Neuroscience Research. 4. 83-109 (1986)

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公開日: 1988-11-09   更新日: 2016-04-21  

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