• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1986 年度 実績報告書

ドパミンによるニューロペプチド生合成制御に関する遺伝子工学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 61480118
研究機関神戸大学

研究代表者

田中 千賀子  神戸大, 医学部, 教授 (20025571)

研究分担者 斎藤 尚亮  神戸大学, 医学部, 助手 (60178499)
久野 高義  神戸大学, 医学部, 講師 (50144564)
谷山 紘太郎  神戸大学, 医学部, 助教授 (70030898)
キーワードアンギオテンシノーゲン / アンギオテンシノーゲンcDNA / ノザーンブロット / in situ mRNA cDNA hybridization / 組換えDNA
研究概要

アンギオテンシノーゲン(AGTN)は血圧調節機構において重要な役割を担うペプチドであり、近年、中西らによりその前駆物質の一次構造及びその遺伝子について報告されている。我々は中西教授より供与されたラットAGTN-cDNAを含むプラスミドによりcompetent cell(E cali MC1061 rec【A^-】株)を形質転換させ、AGTN cDNAを含むプラスミドを増幅させた後、プラスミドを精製した。精製したプラスミドをACCIにより切断しアガロースゲル電気泳動を行い、1097bpのAGTN cDNA ACCI fragmentを分離した。このACCI frag-mentをnick translation法により放射性標識し、プローブとして用いた。ラット肝よりグアニジンチオシアネート法を用いてmessenger RNAを精製し、【^(32)P】-labeled ACCI fragmentをプローブとしてノザーンブロットを行い、1800bpのAGTN mRNAを検出した。AGTNは肝のみならず脳をはじめ種々の組織に存在することが報告されているので、その生合成系をmessenger RNAレベルで検討するために現在、ラット脳,肝,腎,副腎,大動脈及び心臓よりmRNAを調製し、ノザーンブロッティング法により各組織におけるAGTN mRNAの発現量の定量を試みている。AGTN産生の調節系を解明するため副腎皮質ホルモン投与ラットの肝臓よりmRNAを調製しノザーンブロット法によりAGTN mRNA発現量の変動について検討中である。より感度の高いプローブを得るために組換えDNA手法を用いてAGTN cDNA ACCI fragmentをSP6及び【T_7】プロモーターを持つプラスミドベクターに挿入し、complementary RNA(cRNA)を作製中である。また脳内には局所レニンアンギオテンシン系の存在が報告されている。その生理的意義を解明する目的で、脳におけるAGTN mRNA発現量の定量及び神経伝達物質との相互関連について検討を加え、更にin situ mRNA-cDNA hybridiza-tionによる核酸の組織化学によりニューロペプチドを生合成するニューロンを同定する予定である。

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] Yoshio Fujii: FEBS Letters. 195. 129-134 (1986)

  • [文献書誌] Makoto Kondo: Japanese Journal of Pharmacology. 41. 39-46 (1986)

  • [文献書誌] Naoaki Saito: Neuroscience Letters. 65. 89-93 (1986)

  • [文献書誌] Naoaki Saito: Brain Research. 376. 78-84 (1986)

  • [文献書誌] Tatsuo Mita: Biological Psychiatry. 21. 1407-1414 (1986)

  • [文献書誌] Ushio Kikkawa: Calcium and the Cell Ciba Foundation Symposium. 122. 197 (1986)

URL: 

公開日: 1988-11-09   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi