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1988 年度 実績報告書

遺伝子操作によるStreptococcus mutans病原因子のクローニング

研究課題

研究課題/領域番号 61480395
研究機関大阪大学

研究代表者

浜田 茂幸  大阪大学, 歯学部, 教授 (60028777)

研究分担者 岡橋 暢夫  国立予防衛生研究所, 歯科衛生部, 研究員 (40150180)
キーワードS、mutans / タンパク抗原 / う蝕 / 遺伝子クローニング
研究概要

Streptococcus mutans、中でも血清型c_<12>に属する菌株はヒトのう蝕と密接な病因論的関連を有する。う蝕誘発の第一歩は本菌と歯面との接触にはじまり、菌体表層成分と歯面ベリクルとの付着が生じる。付着(特に初期のそれ)に関与する菌体例の因子は、菌最表層部に細毛状に分布するタンパク質であり、ヒトや動物に対して強力な免疫原性を示す分子量190kの抗原性物質である。
昨年度で調製したpPC41プラスミドを形質転換法で導入したE.coli MC1061株[E、coli(pPC41)]は組み換えPAc[以下Coli PAc]を産生する。Coli PAcは、SDSーPAGE上でS、mutans由来の天然型のPAcよりは分子量が若干大きい複数のポリペプチドとして発現される。ウェスタンブロットの結果、これら複数のポリペプチドはいずれもS、mutans由来のPAcと同じく、ウサギ抗PAcポリクローナル血清と反応した。
Coli PAcとS、mutans由来のPAcの免疫学的特異性をゲル内沈降反応によって比較検討した。ウサギ抗PAc血清に対してColi PAcはS、mutans PAcと互いにフューズする沈降バンドを形成し、Coli PAcの免疫化学的特異性がS、mutansのPAcと同一であることが示された。
pac遺伝子の約1.5kbのDNA断片をプローブとして切り出して、S、mutansを含むいくつかの口腔レンサ球菌の染色体DNAとサザンブロット分析を行うと、血清型clelfに属する狹義のS、mutansのDNAのみがこのプローブと反応した。同じmutans streptococciの中でもS、sobrinusや他のレンサ球菌種とは反応しなかった。

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 浜田茂幸: 医学細菌学. 4. 271-314 (1989)

  • [文献書誌] Hamada,S.: J.Gen.Microbiol.135. (1989)

  • [文献書誌] Okahashi,N.: Mol.Microbiol.3. (1989)

  • [文献書誌] Koga,T.: Zent.Bakt.Mikrobiol.Hyg.Series A. 269. 492-501 (1988)

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公開日: 1990-03-19   更新日: 2016-04-21  

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