研究課題/領域番号 |
61490021
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
黒田 英三 阪大, 国立大学(その他), 教授 (80029214)
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研究分担者 |
日野林 俊彦 大阪大学, 健康体育部, 講師 (80156611)
杉江 正敏 大阪大学, 健康体育部, 助教授 (50093422)
奥田 純一郎 大阪大学, 医学部, 助手 (30093389)
白石 純三 大阪大学, 健康体育部, 教授 (80028456)
吉田 浩重 大阪大学, 健康体育部, 教授 (70029669)
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キーワード | 健康指標 / 大学新入生 / 体力測定 / UPIテスト |
研究概要 |
本研究課題では、身体的な健康度(体力)、および精神的(心理的)な健康度の定量化を図り、それらの間の相関を解析することにより、健康度の評価方法について検討を行なう。具体的には、大阪大学の新入生に対して毎年行なっている体力測定結果ならびにUPIテストの結果を同時に電算機に入力し、それら因子間の相関を分析し、その結果に基づいて健康指標の確立ならびに健康増進のための方策を探ることを目的とする。 今年度の本研究に関する主な成果は以下の通りである。 1.新入生の体力測定結果ならびにUPIテスト回答結果の電算機への入力 本研究課題への補助により購入した電算機(日本電気製PC-9801)に本年度の新入生の標記のデータを入力するためのプログラムを作成し、これらに関するデータベースを構築した。 2.体力測定結果ならびにUPIテストの回答の集計プログラムの作成 1で入力したデータの平均値、標準偏差等の統計的処理、あるいは回答頻度、設問相互間の関連分析等の処理を行うためのプログラムを作成した。 3.過年度新入生のデータ転送 代表者は、昭和58年度より昨年度まで、新入生の体力測定およびUPIテストの結果、さらには定期健康診断の結果等のデータを、一種のデータベースとして電算機(ソード製Mark【III】)に格納してきた。このデータを前述のPC-9801に、RS-232Cの回線を通じて転送するプログラムを開発し、データの転送を完了した。これにより、昭和58〜61年度までの新入生のデータ(約9,000名分)について、同一のプログラムで処理を行なったり、これらのデータを一括して処理、解析することが可能となった。
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