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1988 年度 実績報告書

動物の記憶に関する生理・薬理心理学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 61510030
研究機関筑波大学

研究代表者

岩崎 庸男  筑波大学, 心理学系, 助教授 (70092509)

キーワード動物の記憶 / 作業記憶 / 遅延見本合せ / コリン作動系 / 海馬 / ラット
研究概要

ラットの作業記憶の様相とその中枢メカニズムを明らかにするために, 昨年度ひきつづいて扁桃核の損傷効果について検討した. さらに, 加齢にともなって作業記憶が減退するかどうかという点を検討するために, 老齢ラットの遅延見本合せ学習を若齢ラットのそれと比較した. それらの結果の概要は以下のとおりである.
1.大脳辺縁系の海馬を損傷すると作業記憶は著しく阻害されるが, 扁桃核の損傷によってはほとんど阻害されなかった.
2.老齢ラットの作業記憶は, 遅延見本合せ学習でみる限り若齢ラットに比べて著しく劣ることはなかった.

  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 岩崎庸男,古川聡: 薬物・精神・行動. 6. 13-14 (1986)

  • [文献書誌] 岩崎庸男,渡辺明男,古川聡: 薬物・精神・行動. 7. 125-126 (1987)

  • [文献書誌] 古川聡,岩崎庸男: 薬物・精神・行動. 7. 227-228 (1987)

  • [文献書誌] 古川聡,岩崎庸男: 筑波大学心理学研究. 10. 79-89 (1988)

  • [文献書誌] 岩崎庸男,古川聡: 薬物・精神・行動. 8. (1988)

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公開日: 1990-03-19   更新日: 2016-04-21  

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