2次元座標アナライザー(XYトラッカーC1055)に対して、身体運動により生じた投光点の軌跡のVTR画像を入力して、これがXYトラッカーの高輝度点として処理できることを確認することができた。 次にこの高輝度点のXY座標が9ビットパラレルの時系列データとしてXYトラッカーより出力されたものをパーソナルコンピュータ(MB-S1)のインターフェースPIAを介して512K・拡張RAMに取り込み、一定の配列に従って1メガバイト容量の高密度フロッピーディスクに、シーケンシャルファイルとして格納するための制御プログラム(BASIC言語+機械語)を完成した。 視野反転眼鏡は上下反転と左右反転の2種、協応動作する身体運動部分は手と頭の2課題で、これらの組み合せにより4条件を水平方向と垂直方向の運動について視覚-運動協応をテストし、その運動光点の軌跡を白黒ビデオカメラでVTR録画した。光点には電球光では光度不足が生じることがあるためレーザー光(レーザーポインタ)を使用したところ、分析データとして好結果を得た。
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