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1986 年度 実績報告書

日本企業の内なる国際化-人事管理とコントロール・システムの国際化を中心にして-

研究課題

研究課題/領域番号 61530070
研究機関神戸大学

研究代表者

吉原 英樹  神戸大, 経済研究所, 教授 (60031390)

研究分担者 山地 秀俊  神戸大学, 経済経営研究所, 助教授 (40127410)
山本 泰督  神戸大学, 経済経営研究所, 教授 (80031384)
中野 勲  神戸大学, 経済経営研究所, 教授 (00031386)
森 昭夫  神戸大学, 経営学部, 教授 (30030703)
井上 忠勝  神戸大学, 経済経営研究所, 教授 (10031379)
キーワード人事管理の国際化 / 国際化のための人材育成 / 日本の外資系企業
研究概要

「日本企業の内なる国際化--人事管理とコントロール・システムの国際化を中心にして--」と題する本研究の研究課題は一応、人事管理の国際化とコントロール・システムの国際化の2つに分けることができる。研究をすすめる過程で、コントロール・システムの国際化の研究は、企業機密その他の理由からきわめて困難であることが判明した。そこで人事管理の国際化に焦点をしぼって研究をすすめた。
その人事管理の国際化のテーマのうち、本年度は国際化のための人材育成のテーマを中心に研究した。具体的には、国際化で定評のある企業(キャノン、味の素、日本電気、信越化学工業、東芝、日本IBMなど)の担当者にインタビュー調査を実施した。これらインタビューの録音記録は原稿として起されている。また、野村総合研究所、三菱総合研究所、日興リサーチセンターでもインタビュー調査を実施した。
日本企業における人事管理の国際化の状況を明らかにするうえで、日本に進出している外国企業(外資系企業)の状況と比較することが有用であることが判明した。そこで、外資系企業の人事の国際化(役員レベルを中心にしたもの)のデータをコンピュータ入力し、そのデータの分析を行なった。そのデータ分析から、外資系企業の4分の3において社長が日本人であることが明らかになった。ちなみに、日本企業の海外子会社の社長が現地人であるケースは全体の10パーセントにも満たないと考えられる。
第2年度は、本年度の研究の成果を踏まえて、人事管理の国際化にテーマをしぼって研究をすすめることにしたい。

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公開日: 1988-11-09   更新日: 2016-04-21  

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