研究概要 |
1.各自が研究集会,シンポジウム等に参加し、常時、討論の場を持ち意見を交換した。また必要な図書,報告集等を購入し、関連する結果を調べた。 2.1.の結果、上記研究課題に関して得られたことは、次の通りである。筆者はp-adic uniformizationに関して、P進体上の一般線型群以外での例を捜した。最近、橋本氏,堀氏によって、階数1のP進代数群について Selberg,伊原型のzeta函数については期待されるべきことがなりたつことが報告された。そこで筆者も階数1のいくつかのP進代数群について、うまいP-adic uniformizationがないかどうか調べた。現在の段階で言えることは、いずれにしてもMumfordが【GL_2】で使った技術のみでは足りないということで、今後、階数1という分かりやすさのため、何か新しい現象を発見できるのではないかと期待している。
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