研究課題
61年度に明らかにした点をふまえ, 更に8^3×16の格子上でクォーク・ループの影響を含めfull QCDで, U(1)問題をランジェバン方程式を数値的に解析することにより調べた. トポロジカルな電荷と, クォークの伝播関数のスペクトル展開の極との関係などの一般的性質は, クウェンチ近似と同様の結果を得たが, 伝播関数の統計的ゆらぎが大きく, 定量的結果を得るには, 統計量をよほど増さなければならないことが分かった.
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