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1987 年度 研究成果報告書概要

多目的型ICAI作成支援知識ベースシステムの研究

研究課題

研究課題/領域番号 61550263
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 情報工学
研究機関大阪大学

研究代表者

安部 憲広  大阪大学, 基礎工学部, 助教授 (00029571)

研究分担者 谷内田 正彦  大阪大学, 基礎工学部, 助教授 (20029531)
辻 三郎  大阪大学, 基礎工学部, 教授 (60029527)
研究期間 (年度) 1986 – 1987
キーワードICAI / ドメイン知識 / バグ知識 / 学生モデル / 説明に基づく学習法 / JMS
研究概要

多目的型ICAIシステムを構築するためには,
(1)各分野ごとに問題を解決するための問題解決器の設定
(2)問題解決器に与えるドメインに関する知識及びそのメタ知識の付与
(3)学生の理解状況を推測するための学生モデルの構築
(4)教示を円滑化するためのインタフェースの作成
が必要である. 本研究では特に(2)(3)について, 基本的研究を行なった.
一般にICAIシステムを知識工学の手法を用いて実現をしようとすると, 学習対象の問題を解くためのドメイン知識と, それに対応して学生が誤って用いると思われるバグに関する知識の整備が必要といわれている. しかし, バグに関する知識を集収し, 学生がどの時点で誤った知識を用いたか推測することは非常に困難な問題である. 発想を変えて, 正しく問題を解くために必要な指針を教示してやることにより, 誤った知識の適用を未然に防ぐようなシステム構築をめざした方が, 多目的型ICAIの構築が容易となる. しかしながら, 問題解決のノウハウ的知識を人間が与えることは決して容易でないため, システムが実際の例題を解く際に得た体験を一般化した技法をノウハウとして学習者に教示させることが必要となる. この目的を達成するために説明に基づく学習法を用いた戦略学習システムを作成した.
また学生モデルとして, 学生の理解状況をより適格に把握するものとして真理維持機構(TMS)を用いるのが望ましいため, TMSを作成した.

  • 研究成果

    (8件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (8件)

  • [文献書誌] 山田誠二: 人工知能学会誌. (198)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [文献書誌] 山田誠二: 「人工知能システムの枠組み」シンポジウム. 1. 131-140 (1987)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [文献書誌] 山田誠二: 第1回人工知能学会大会資料. 81-84 (1987)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [文献書誌] 山田誠二: 情報処理学会人工知能と知識工学研究会資料. 87-AI. (1987)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [文献書誌] 山田誠二: 知識工学と人工知能. 56-14. (1988)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [文献書誌] Seiji Yamada, Norihiro Abe, Saburo Tsuji: "Pil: A System to Learn Strategy in Problem-Solving" Journal of Japanese Society for Artificial Intelligemce. 3, No.2. (1988)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
  • [文献書誌] Seiji Yamada, Norihiro Abe, Saburo Tsuji: "A Learning System PiL in Problem-Solving" Proceeding of Symposium on Artificial Intelligence Frameworks. 1. (1987)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
  • [文献書誌] Seiji Yamada, Norihiro Abe, Saburo Tsuji: "Learning through reason-based generalization" Proceeding of the First Annual Conference of JSAI. 1. 81-84 (1987)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より

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公開日: 1989-03-30  

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