研究経過(61年度) (1)強風時の窓ガラスやサッシュ・シャッター等の被害調査および資料の収集を行い、その形態別分類を行った。 (2)大阪南港風力実験所に実際に用いられるサッシュ・シャッターを取り付けた中間供試体を作成し自然風下で、壁面に加わる風圧・シャッターの変形等を測定した。 (3)以上を総合して、カーテンウォール用風荷重モデルを作成した。 次年度の計画(62年度) 標準的なサッシュ・シャッターのモデルを作成する。さらに、今年求めた入力用標準風荷重モデルをもとに、安全性の性能を確認するシュミレーションを行う。最後にそれらを総合して、所期の耐風性能の高いシャッター・サッシュを提案する。
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