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1986 年度 実績報告書

超音波照射下におけるフッ素およびフルオロアルキル基の高選択的導入法

研究課題

研究課題/領域番号 61550613
研究機関東京工業大学

研究代表者

北爪 智哉  東京工大, 工学部, 助教授 (30092547)

キーワード超音波 / ラクトン / 光学活性 / 酵素法
研究概要

超音汲照射下において有用な物質を合成する方法を見い出すことを主眼として研究を進め、Ope-stepで生理活性が期待出来る物質、ラクトン環化合物の合成ルートを開発することができた。この方法においては、超音波を照射しないと反応力進行せず、フッ素化合物を用いるReformatsky型反応の実用的合成法となりうる。
上記の反応は用いる基質(1)ガラセミ体であり、したがって生成してくるラクトン(2)もラセミ体が生成し、生理活性な基質をめざすためには、光学活性なラクトン類の合成法の開発が望まれた。そこで、この方法の応用として光学活性な出発物質を用いることを考え、下式に示した酵素法により光学分割をおこない光学活性な基質(3)を創製した。
この光学活性な基質(3)を利用することにより、目的とする光学活性なラクトンを合成した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Tomoya Kitazume: Synthesis. 855-857 (1986)

  • [文献書誌] Tomoya Kitazume: Journal of Fluorine Chemistry. (1987)

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公開日: 1988-11-10   更新日: 2016-04-21  

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