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1986 年度 実績報告書

化学プラントの異常時における運転支援システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 61550709
研究機関九州大学

研究代表者

松山 久義  九大, 工学部, 教授 (80011039)

キーワード防災 / 安全 / 意思決定支援 / 知識工学 / 運転支援システム / 異常診断 / 異常検知 / 対応措置決定
研究概要

1.アルデヒド法酢酸製造プロセスおよびエチレン製造プロセスの作業標準書に用いられている単語,構文を解析し、プロセス固有の物質名,機器名以外の単語42個、構文5種を抽出した。
2.簡易言語体系を次のように作成した。
(1)同義語,類似語を整理し、使用する単語を32個とした。
(2)5種の構文の内、「…のとき〜せよ」,「…ならば〜せよ」は条件部と命令部に分解し、条件部を点に、命令部を枝に対応させてグラフ構造で表現する。
(3)その他の3種の構文:「…の間〜せよ」,「…しながら〜せよ」,「…まで〜せよ」は、必ずその前に「…のとき」または「…ならば」の条件部を持つ複合型になっているので、これらの構文すべてを命令部として枝に対応させる。
3.作業標準書の内容を、異常の原因を根とし、プラントの状態(条件部)を点とし、操作(命令部)を枝とする木構造で表現することができることを示した。プロセス固有の機器がどの木の条件部,命令部に使用されているかを示す逆引表を作ることにより、その機器の改修,除去が行われた際の修正箇所を列挙することができるようにした。

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公開日: 1988-11-09   更新日: 2016-04-21  

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