研究分担者 |
大橋 十也 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助手 (60160595)
多田 有希 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助手 (10179707)
井田 博幸 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助手 (90167255)
田原 卓浩 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助手 (80159029)
衛藤 義勝 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教授 (50056909)
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研究概要 |
ヒトアリルサルファターゼAは異染性脳白質変性症の〓者組織で欠損している. 更に異染性白質症は臨床的に数種のタイプに分類される. これらの臨床的異質性を遺伝学的に解明する為にアリルサルファターゼAをヒト肝より精製した. 精製法は硫安分画, DEAEセルロースカラム, トヨパールによるゲル濾追, ConA-セファロース, 等電点電気泳動法等を用いて行った. アクリルアミドゲルでは分子量ほぼ60000の単一バンドとして検出された. アリルサルファターゼBもほぼ同様な方法を用いて精製し分子量56000の蛋白を得た. これらの酵素蛋白に対する抗体を家負で免疫し作成した. 更にアリルサルファターゼAのアミノ酸配列を常法に従って行い, アミノ酸Sequencerを用いてアミノ酸の配列を決定中である. アミノ酸配列が決定されたらこれに対するオリゴヌクレオチドを作成し, これを用いて入GT11のヒトDNAライブラリーからDNAをクローニングする. Aryl-AのC-DNAをプラスミドDNA(PRR-922)に導入し大腸菌にトランフェクションする. In situs hybridization法により大腸菌コロニーよりRowmbinant-cloreを単離し増殖させC-DNAを得る.
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