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1986 年度 実績報告書

通信ソフトウェアの自動形成システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 61580015
研究機関東北大学

研究代表者

白鳥 則郎  東北大, 電気通信研究所, 助教授 (60111316)

キーワードプロトコル / 通信ソフトウェア / 自動生成 / プロトコル検証法 / マンマシンインターフェース
研究概要

本研究の目的は、対象を通信ソフトウェアにしぼり、その自動形成システムを開発し、具体的に試作することである。そのため、まず自動形成システムの核となる知的な開発支援システムを構成する。次に、この開発支援システムを用いて実際の通信ソフトウェアを設計する。最後に、これらの実証実験を繰返すことによりマンマシンインターフェースなどの改良をはかり通信ソフトウェアの自動形成システムを構成し試作する。
61年度では、通信ソフトウェアの自動形成システムの核となる知的支援システムを中心に特に次の2点に重点を置き諸研究を推進した。
(1)知的開発支援システムの構成、(2)(1)の構成要素の設計
(1)については、通信ソフトウェアのライフサイクルに注目し、要求仕様記述からプログラミング、保守まで円滑に開発するために、知識工学的手法を用いてユーザ・フレンドリイ・インターフェースの高い知的な開発支援システムを構成した。特に、要求仕様記述が与えられた時、不足情報をユーザから獲得しながら自動的にプログラムを生成する機構を設計した。
(2)では、(1)の核となる構成要素である通信ソフトウェア向き(a)仕様記述言語、(b)高級プログラミング言語、(C)検証法を新しく開発し、また、(d)(a)のエディタ、及び(e)(a)から(b)への変換アルゴリズムを設計した。
次年度では、今年度設計した前述の(1)と(2)をグラフィックシステムUNIBOX(SORD製)を用いて試作し、本設計法の有効性を実証する。

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] R・Varakulsiripunth;N・Shiratori;S・Noguchi,: The Internatianol Journal of Couputer and Telecommunicatiors Netwerking(Computer Networhs and ISDN Systems). 11-1. 43-58 (1986)

  • [文献書誌] N.Shiratori;K.Takahashi;S.Noguchi: Proc.of 8Th ICCC(International Conference on Computer Communication). 543-548 (1986)

  • [文献書誌] R.Varakulsiripunth;N.Shiratori: Proc.of the Regional Symposium on Computer Science and its Applications. 41-1-41-7 (1987)

  • [文献書誌] 照屋,白鳥,野口: 電子通信学会論文誌(A). J70-A. 289-300 (1987)

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公開日: 1988-11-09   更新日: 2016-04-21  

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