研究概要 |
1.前年の熱・気体運動論に引きつづいてR.Clansims(1822-88)の用いた電気学の分野での数式をコンピューターに入力, 分析を行なった. これらの分野すべてにおいてCiansivsが物理の関係式を関数の関係式と理解していることの重要性を発見した. 最初の可逆過程のエントロピーが【bouded integral】=0として提出されたことに着目して, 【bounded integral】=0を満す物理量Xとの関係をさらに追求する必要を感じた. 2.J.Fonrinの熱理論(1822)のClansinsへの直接的影響を具体的に明らかにし, 1987年3月28日の日本物理学会 物理学史分科会で報告を行なった. まだ英文論文のFirst Draftを Professor John Heilbron L Tmin of Cahiforwia Belceluy)に送り(秋187年)批判的に読んでもらっている. 3.Clansinsの数式, 文献等に適した検索システムを作ることを目的としてPaseal Basic言語および多種のソフトウエアの適用をいろいろと研究, 調査, 開発した. 4.Clansins 自身の出版した論文, 本を含む文献目録をより敢然なものにするべく調査を引きつづいて行なった. *この件については1988年3月31日の日本物理学会, 物理学史分科会(於郡山, 日大・工)で報告する予定である. また明(63年度)にはこれからの成果を報告書にまとめて印刷する準備を進めている. (3/10/'88)
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