研究課題/領域番号 |
61810002
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
小山田 隆明 岐阜大学, 教育学部, 教授 (20021313)
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研究分担者 |
宮本 邦雄 東海女子大学, 文学部, 助教授 (40150768)
古川 真人 昭和女子大学, 一般教育部, 助教授 (60138518)
橘 良治 岐阜大学, 教育学部, 助教授 (80143999)
宮本 正一 岐阜大学, 教育学部, 助教授 (40105060)
大井 修三 岐阜大学, 教養部, 助教授 (70092393)
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キーワード | 文献情報 / データベース / 心理学 / 文献検索調査 |
研究概要 |
心理学研究文献情報の流通処理システムの開発を、次のようにおこない成果を得た。 1.前年と同様に心理学関係学会の学会誌掲載論文のデータベース化をおこない、昭和63年前半までに発表された論文の入力を終えた。 2.戦前の学会誌論文の追加入力を完了し、『我が国における第二次世界大戦前の心理学関係研究文献目録』として(2466件)印刷・配布した。 3.大学、研究機関の紀要・研究報告掲載の論文の追加入力をおこない、『大学紀要心理学関係研究文献目録』として印刷し配布した。 4.国内心理学研究文献の検索に関する調査をおこない、大学所属の研究者の95%が、学会誌と共に大学紀要の文献の検索をおこなっており、そのために文献データベースが必要であるとしている。海外の心理学文献データベースの利用は約40%であり、検索・利用情報とアクセス手段に問題があった。データベースの利用形態としては、大型計算機の端末、フロッピーディスク、印刷物による利用要求が同程度にあり、当分の間は多様な対応が必要であることがわかった。 5.プロッピーディスクによる文献データベースの要求が強く、学会誌データベースから約1万件をフロッピーディスク11枚に移植し、試行的流通をおこなった。検索のための簡易操作マニュアルを作成した。 6.索引語シソーラスを整備し、およそ1000語を検索用語として選定した。
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