• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1986 年度 実績報告書

日本語力検査の標準化に関する研究-海外帰国子女などの日本語力評価システムの開発-

研究課題

研究課題/領域番号 61810003
研究機関東京学芸大学

研究代表者

小野 博  東京学芸大, 教育学部, 助教授 (10051848)

研究分担者 野沢 紀子  東京学芸大学付属大泉中学校, 教諭
堀田 昭  東京学芸大学付属大泉中学校, 教諭
相沢 博  東京学芸大学付属大泉中学校, 副校長
林部 英雄  横浜国立大学, 教育学部・特殊教育学科, 助教授 (80092469)
小川 仁  東京学芸大学, 教育学部・特殊教育学科, 教授 (60014677)
キーワード日本語力 / 標準化テスト / 適応型テスト / 海外帰国子女 / 言語の発達
研究概要

1.日本語力の標準化について:日本語を構成する語彙、助詞、漢字(ふりがな)、文章理解、作文、指示代名詞などの要素について、独立した評価を行なうための問題作りを行った。出来上った学年別の問題について、プリテストとして1〜2校(300〜1000人)のテストを行ない、その結果の計算機を用いた統計処理により、標準化テストとしての問題の適性化、改善を行った。さらに、標準化テスト(62年7月実施)の実施方法を検討し、その規模として、各項目、各学年(小1〜中3)各1000人とし、教育委員会、学校等とその準備をした。標準化テストの結果にもとずき、適応型テストを作成するソフトを作成した。
2.システムの開発:パソコンを用いた適応型テストのモデル(語彙)を作り、普通の小,中学生,帰国子女,留学生など約100人にパソコンを用いた適応型テストを実施した。その際、テストの妥当性について、キーボードの操作,問題の提示方法,回答方法,テスト時間,システム構成などについて検討し、現在開発されつつある、コンピュータ及びその周辺装置、ビデオフロッピーなどについて、実際に各種のシステムを構成し、子供達がテストが受けやすく、小型でかつ安価なシステムを検討した。
3.日本語力の評価のための検査の実施と追跡:普通児,海外帰国子女などについて問題作成の終った項目からテストを実施し、併せて教育歴や海外での生活形態、親の教育に対する意見などのアンケート調査を実施し、データベースを作成中である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 小野博,林部英雄,他: 放送文化基金研究報告. 10. 1-13 (1986)

  • [文献書誌] 小野博,林部英雄,他: 東京学芸大学特殊教育研究施設研究報告. 36. (1987)

URL: 

公開日: 1988-11-09   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi