研究課題/領域番号 |
61810004
|
研究機関 | 国立教育研究所 |
研究代表者 |
天野 清 国立教研, その他, 研究員 (00000414)
|
研究分担者 |
大城 英名 国立特殊教育総合研究所, 視覚障害教育研究部, 研究員 (80185256)
野村 勝彦 筑波大学附属大塚養護学校, 教諭
二宮 昭 愛知県コロニー, 発達障害研究所・能力開発部, 研究員 (60132924)
|
キーワード | 精神発達遅滞児 / 言語・認知発達診断法 / 言語発達 / 語彙テスト / 文の理解テスト / 言語調整機能 / 対人・コミュニケーション行動 |
研究概要 |
1.診断法の作成・開発とその標準化に関する調査研究 (1)これまで作成した諸テストを整備して、以下の診断用テストと検査手引を作成した。 a)語彙テスト(1-3歳用、60語、カラー絵図版) b)語彙テスト(3-6歳用、180語、白黒絵図版) c)文の理解テスト(3-6歳用) d)運動機能テスト e)系列構成テスト f)言語調整機能テスト (2)第1次調査として、昭和62年1-3月に、東京、愛知地方の5幼稚園、保育園に通園している年少、年中、年長(3-6歳)児約150名を対象に、個別検査法で、上の6種の全ての検査を実施した。 2.発達診断のための対人・コミュニケーション行動の観察・分析手法の開発 (1)母親との自由遊び場面での子供のコミュニケーション行動を、健常幼児について、約延べ40時間、発達遅滞児について、約延べ30時間観察し、その録画資料を採録した。 (2)また、その発話の文字化の作業を進めると共に、非言語的コミュニケーションを含めて、対人・コミュニケーション行動を分析するためのソフトプログラムの開発の作業を進めた。
|