研究課題/領域番号 |
61870076
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
篠田 壽 東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 助教授 (80014025)
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研究分担者 |
石川 烈 東京医科歯科大学, 歯学部第2保存学教室, 教授 (10014151)
野口 俊英 愛知学院大学, 歯学部第3保存学教室, 教授 (50014262)
小椋 秀亮 東京医科歯科大学, 歯学部歯科薬理学教室, 教授 (20013831)
大谷 啓一 東京医科歯科大学, 歯学部歯科薬理学教室, 助教授 (10126211)
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キーワード | 歯石 / Bisphosphonate / Polyphosphate / Anti-calculus agents |
研究概要 |
昭和63年度には61年度、62年度の研究において得られた成果のとりまとめと補足的な実験を追加した。得られた成果の概要は以下の如くである。 1)HEBPおよびポリ燐酸が我々の行った二回の臨床実験からヒト口腔内において歯石の形成を抑制し得る可能性が示されたことから、この考えを導入したポリ燐酸添加歯磨剤が作成され、臨床試験を経た後、民間企業より市販された。 2)歯石の抑制が歯周疾患の予防に重要であることをあらためて認識する必要があるとの関点から「タータコントロール」に関する誌上特集(歯科評論社刊)に2編の論文を投稿した。 3)本研究の補助的な研究成果の一つとして、HEBPの微量定量法の感度を更に高め、これを論文として取りまとめた。
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