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1986 年度 実績報告書

接着ブリッジ用超高硬質金合金の開発研究

研究課題

研究課題/領域番号 61870080
研究機関日本歯科大学

研究代表者

中村 健吾  日本歯大, 歯学部, 教授 (10060401)

研究分担者 後藤 真一  日本歯科大学, 新潟歯学部, 助手 (10105504)
小倉 英夫  日本歯科大学, 新潟歯学部, 助教授 (60095099)
キーワード接着ブリッジ / 金合金 / 白金含有合金 / 引張強さ / 伸び / かたさ
研究概要

接着ブリッジ用バッキング合金として使用できる高強度の金合金を開発するため、表の右欄に示した合金を溶製・鋳造し、機械的性質を測定した。結果を表の右欄にまとめて示した。白金10%以上を含む合金は、硬化処理時のかたさは大きいが、引張強さが小さく実用化には問題のあること、5Pt-65Au-20Cu-10Ag 組成合金を母合金として改良する必要のあることが示唆された。
表 試験合金の配合組成および機械的性質の平均値と標準偏差(【〓!V】)
合 配 合 組 成 引張強さ(kgf/【mm^2】) 伸 び (%) かたさ(HV)
金
No Au Pt Cu Ag Zn Ir 軟 化 硬 化 軟 化 硬 化 軟 化 硬 化
1 65 5 10 20 2 0.05 56.2(0.8) 81.1( 0.4) 20.1( 2.7) 5.0(1.5) 179(0.6) 270(2.1)
2 65 5 15 15 2 0.05 56.7(3.7) 89.8( 0.5) 21.2(14.1) 3.5(1.8) 204(2.6) 286(2.0)
3 65 5 20 10 2 0.05 57.6(0.5) 96.3( 0.4) 28.6( 0.3) 3.9(1.2) 201(1.2) 304(0.6)
4 65 5 25 5 2 0.05 54.1(0.7) 92.8( 0.4) 26.9( 6.1) 5.8(0.8) 187(5.7) 303(2.1)
5 60 10 10 20 2 0.05 58.5(2.0) 81.8( 1.2) 12.6( 2.6) 3.7(1.9) 186(1.0) 275(1.0)
6 60 10 15 15 2 0.05 67.5(0.5) 98.3( 1.0) 15.2( 1.4) 2.2(0.7) 225(0.6) 317(2.1)
7 60 10 20 10 2 0.05 64.1(1.3) 94.5( 3.6) 15.8( 1.2) 0.5(0.8) 234(6.1) 331(0.6)
8 60 10 25 5 2 0.05 61.4(1.4) 75.3(14.2) 19.0( 2.3) 0.8(0.2) 223(6.4) 334(1.5)
9 55 15 10 20 2 0.05 51.2(4.8) 74.2( 5.5) 5.4( 3.0) 1.8(1.5) 185(0.6) 260(2.3)
10 55 15 15 15 2 0.05 70.9(4.0) 90.0( 4.4) 7.6( 2.3) 0.4(0.3) 248(2.0) 324(3.0)
11 55 15 20 10 2 0.05 72.3(2.4) 71.8( 5.5) 8.1( 2.6) 0.4(0.4) 266(5.1) 351(3.8)
12 55 15 25 5 2 0.05 59.5(2.4) 56.1( 8.4) 4.7( 1.8) 0.7(0.6) 253(8.1) 339(7.2)
13 50 20 10 20 2 0.05 47.8(5.8) 63.7( 1.9) 4.5( 2.6) 0.6(0.6) 180(0.6) 262(1.2)
14 50 20 15 15 2 0.05 59.0(1.9) 79.2( 4.9) 3.3( 1.2) 0.7(0.6) 230(4.0) 308(9.5)
15 50 20 20 10 2 0.05 75.1(1.6) 66.4( 3.5) 4.6( 1.0) 0.2(0.2) 274(6.0) 353(8.5)
16 50 20 25 5 2 0.05 61.3(0.8) 59.1( 1.8) 3.1( 1.5) 0.2(0.3) 258(9.5) 333(6.1)

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 中村健吾,小倉英夫,後藤真一: 歯科材料・器械(特別号). 6. (1987)

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公開日: 1988-11-09   更新日: 2016-04-21  

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