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1988 年度 実績報告書

留学生日本語学習用教材とその提示システムの開発ー光ディスクへの画像音声プログラム同時記録再生方式によるシステムの開発とその活用ー

研究課題

研究課題/領域番号 61880026
研究機関筑波大学

研究代表者

栗山 克美  筑波大学, 物理学系, 教授 (90015496)

研究分担者 藤崎 雅行  松下通信工業, AVシステム事業部技術部, 教育システム設計室長
飯塚 郁男  筑波大学, 芸術学系, 講師 (50193131)
家野 宰輔  筑波大学, 教育学系, 教授 (90176058)
大坪 一夫  筑波大学, 文芸・言語学系, 教授 (20115538)
藤本 京平  筑波大学, 物理工学系, 教授 (20133035)
キーワード日本語教育 / 光ビデオディスク / マイコン / 教育システム / 留学生教育
研究概要

本研究は、新しい留学生日本語教育用として利用できるシステムと教材の実用化をめざし、光ビデオディスクとマイコンによる対話型の教育システムの開発と教材制作を行うものである。本年度は、62年度までに開発されたシステムに改善を加え、コンパクトな個別学習機を製作した。また、複合シラバスを採用した全30課からなる教材を制作した。
1.62年度までに開発が行われていた、光ビデオディスクに対する静止画用音声の書き込み及び読み取り方式に音質改善の変更を行うとともに光ビデオディスクに対するデジタルデータの書き込み及び読み出しの方式を開発し、記録再生用制御装置、及び再生用制御装置にこの機能を付加した。
2.コンパクトな再生用制御装置を製作した。光ビデオディスク装置と制御装置は、ビデオ画像とマイコン画面のスーパーインポーズ機能を持つマイコンと組み合わせて使用できる。本研究では、2機種のマイコンを用いて個別学習機を構成した。
3.1機種のマイコンを用いて制作されていた教材実行プログラムを、別の機種に移植した。マイコンの機能上の違いによりプログラムの仕様が若干異なるが、教材ファイルの移植は容易である。
4.留学生日本語教育用の初級教材として、ひらがな、音声、日本語文法入門等の導入のための1課、新しい教授項目を含む23課、及び6課の復習課からなる教材を、テキスト教材・音声教材として開発した。
5.シナリオ作成、ビデオ撮影・写真撮影、音声収録編集、ビデオ編集、マイコンによるコース作成等にわたる教材制作技術により、4の教材の一部を映像化した。
6.研究のとりまとめを行い、報告書を作成した。

研究成果

(2件)

すべて その他

すべて 文献書誌

  • [文献書誌] 吉江森男,渡辺光雄,飯塚郁男,小山守一,瀬谷徹,関根敏男,橋本敏彦,三浦正克,藤本京平,栗山克美,大坪一夫,家野宰輔,藤崎雅行,増田進夫,鈴木知二: 教育工学関連学協会連合全国大会講義論文集. 2. 533-534 (1988)

  • [文献書誌] 栗山克美: 学術月報. 42. 245-245 (1989)

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公開日: 1990-12-18   更新日: 2016-04-21  

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