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1987 年度 研究成果報告書概要

1987年エクアドル地震に伴う土石流災害に関する調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 62041113
研究種目

海外学術研究

配分区分補助金
応募区分学術調査
研究機関東京大学

研究代表者

伯野 元彦  東京大学, 地震研究所, 教授 (10016321)

研究分担者 道上 正規  鳥取大学, 工学部, 教授 (10027245)
大草 重康  東海大学, 海洋学部, 教授 (30055909)
研究期間 (年度) 1987
研究概要

1987年3月5日に南米エクアドルのアンデス東のレベンタドール火山付近で起ったMー6.9の地震による主として, 斜面崩壊による被害の調査研究.
1987年3月5日のエクアドル地震(M=6.9)の被害調査を行なった結果, 以下の事柄が明らかとなった.
1)地震は, 3月5日午后9時にM=6.1の地震が, 午后11時にM=6.9の地震が引き続いて起った.
2)被害は i)震源付近のレベンタドール火山山腹崩壊による道路, 石油パイプラインの切断と ii)崩壊土砂が河を堰き止め自然ダムを形成したが, それが数時間後に破れ, 大洪水が発生それによる橋梁の落橋, iii)地震動の震動による家屋などの直接被害とに分けられる.
3)全崩壊土量は, 我々による航空写真その他からの試算では, 1憶2000万m^3に及び, 1984年の長野県西部地震の際の御岳山山腹崩壊の3500万m^3に比べてもはるかに大きかったことがわかった.
4)地震動の直接被害である家屋は, 首都のキトを始め, 町村が震源から60〜80Kmと遠かったためもあり, 煉瓦造, アドベ造, 鉄筋コンクリート造の一部に大破したものがあた.

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 土木学会誌. vol.72 No.1. (1987)

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公開日: 1989-03-30   更新日: 2016-04-21  

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