研究課題/領域番号 |
62045002
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研究種目 |
国際学術研究
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 大学協力 |
研究機関 | 帯広畜産大学 |
研究代表者 |
新出 陽三 帯広畜産大学, 畜産学部, 教授 (70003085)
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研究分担者 |
近堂 祐弘 帯広畜産大学, 畜産学部, 教授 (30003081)
嶋田 徹 帯広畜産大学, 畜産学部, 教授 (90003136)
藤田 裕 帯広畜産大学, 畜産学部, 教授 (40003082)
岡田 光男 帯広畜産大学, 畜産学部, 教授 (60125383)
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研究期間 (年度) |
1987 – 1989
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キーワード | アルバータ州 / 寒冷地 / 家畜の生産性 / 牧草の生産性 / 粗飼料の貯蔵 |
研究概要 |
昨年度までの2年間は、帯広畜産大学の研究班がアルバータ大学を訪問して、意見交換や共同研究を行なった。今年度はアルバータ大学の研究班を帯広へ招待して、意見交換や共同研究を行なった。また、両大学が中心となって、寒冷地における農業技術に関する国際シンポジウムを帯広で開催した。主テーマは1)寒冷地における牧草の生産技術、2)寒冷環境のもとにおける乳牛・肉牛の生産技術であった。牧草部門では寒冷に対する耐性を支配する遺伝子の解明、および細胞融合などによって耐寒性の強い品種の作出法やその栽培法が議論の中心となりました。他方、家畜部門では、寒冷と貯蔵飼料の調製技術、飼育環境と採食・消化機能・体内の栄養素の利用効率・行動的適応などが議論の中心となりました。 また、寒冷地における乳牛舎と肉牛舎の構造についても熱心な論議を行なった。最後に新しい農業技術として、ロボットの利用につきオランダで開発された搾乳ロボットと日本で開発が進行している搾乳ロボットとを相互に紹介して、その実用性について検討を行ない、寒冷地の酪農技術として将来の実用化についての問題点について論議をおこなった。
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